今まで別々に成績をお見せしてきたトラリピとトライオートですが、2023年からはFX自動取引として、まとめて状況報告させていただきます。
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今週の状況
今週のトラリピ・トライオートの収益は+9.4万円でした。
内訳
- トラリピ 8.6万円
- トライオート 0.7万円
今週はFOMC、イングランド中央銀行、ECBの金利発表、またアメリカの雇用統計発表とイベント続きで値動きも大きかったのですが、その割には稼げなかったというのが正直なところです。
今週の金利発表
- USD: 4.5~4.75%へ金利引き上げ (+0.25%) - 2/2 4:00am
- GBP: 4.0%へ金利引き上 (+0.5%) - 2/2 9:00pm
- EUR: 3.0%へ引き上げ (+0.5%) - 2/2 10:15pm
(日時表示は日本時間)
確かに値動きはあったのですが、クロネコのトラップではほとんどが新規成立する方向に動きました。
今週のクロネコ
- USD/CAD(売り)
- FOMC前日から下落し、週前半は好調。しかし、週後半は一転上昇して新規成立が増加。
- GBP/USD(買い)
- 下落し続け、新規成立が増加。
- EUR/GBP(売り)
- 一方的に上昇し続け、新規成立が大幅増加。
- 先週末からの維持率の変動(ちょっと新規成立し過ぎてびっくり...)
- トラリピ
- 1,308% -> 782%
- トライオート
- 1,120% ->637%
- トラリピ
新規成立は近い将来への種まきなので、来週以降に期待です。
と言っても、今週は稼いでいる人が結構いた感じで、凹むなぁ...。
今年は、まず以下の目標を立てたので、ちょっと厳しい感じもありますが、諦めずに達成できる方法を考えて行きたいと思います。
2023年3月末までの目標
平均して月100万円(週25万円)稼げるようになる
会社を辞めてFIRE生活に入り、具体的な目標を立てないとぼんやりやってしまいそうでマズいなと思い始めて、目標を立てました。自分で自分にムチ入れたいと思います!
ダッシュボード
ポジションサマリも貼ります。
ここ1か月ちょっと、有効証拠金が入金額を上回っています。改めてここまで頑張ってきて良かったと思います。
まだまだ、これから含み損が増える場面も出てくると思うので、一喜一憂しないようにしたいと思いますが、精神的にとても楽な状況です。
トラリピは成立カレンダーもお見せします。2023年1月は、3週間で26万円なので、クロネコ感覚ではまだまだ順調な滑り出しです。
しかし、目標の月100万にはトラリピの貢献が必須なので、まだまだ見直します!
トライオートは、今週有効比率が大きく下がりました。急激に新規が発生しました。
最新の設定(トラリピ風記載)
現在取引している通貨ペアを以下に纏めます。
取引通貨ペア
改めて各通貨ペアの設定をまとめてみると、クロス円の通貨ペアが全くないですね。
トラリピ開始直後は加ドル/円 (CAD/JPY) の売りも設定していたのですが、極端な円安方向に振れている間にマイナススワップにやられ、思い切った損切りをする結果になりました。
円高方向に振れて買いでエントリーできるような状況になったら、もしくは円が利上げをしてマイナススワップが気にならないような状況になれば、再びクロス円の通貨ペアに参戦したいと思います。
通貨ペアにより設定方法は異なりますが、基本的には以下のようなイメージを持って設定しています。
一般的なハーフ&ハーフと何ら変わりませんが、想定レンジの下端、または上端では厚め(トラップ本数多め)にしています。
この設定にしている理由は、以下の通りです。当初は色々と試してみましたが、この設定で利益を増やしています。
クロネコ流ハーフ&ハーフの理由
- レンジ端(下端、または上端)で持ったポジションは、(想定レンジ内で値動きをしている限り)少ない含み損(少ない証拠金)で保有できる。
- レンジ端で保有したポジションは、(想定レンジを外れない限り)比較的に早めに決済されることが見込まれる。
- レンジ中央で持ったポジションをレンジ端まで保有すると含み損が大きくなるため、耐えられる本数に抑えておく。
- 資金的に余裕がある方は、想定レンジ中央付近で本数多めにしても大丈夫です。クロネコも、レンジ中央付近で厚めの設定が増えてきました。
更に、想定レンジを外れて上昇・下降する場合、より多くのトラップを設定することもアリだと思います。
状況によりますが、想定レンジに戻ってくると自信がある場合ですね。勇気が要ります。
ただし、想定と全く違うレンジに移行してしまうような場合、ロスカットされかねませんので、ご注意ください。
以降の各通貨ペアの設定について、補足を記載します。
各通貨ペア設定についての補足
- トラリピとトライオート両方で設定をしている通貨ペアは、両方の設定を併記しています。
- 便宜上、トライオートの設定もトラリピ風の設定記載にしています。
- トラリピとトライオートでレンジが若干異なる通貨ペアもあり、ご注意ください。
- クロネコ設定で運用される場合、トラップ本数はご自分の資金に応じて減らしていただいて(もしくは増やしていただいて)構いません。無理のない範囲で運用してください。
- トラップ本数が「標準設定のX倍」と記載されている箇所は、クロネコ当初の設定から本数を増やしています。クロネコ当初の本数で運用するのであれば、トラップ本数を1/Xにしていただければと思います。
- 理想は「ほったらかし」ですが、設定変更、追加・削除を繰り返しており、今週の変更は赤字で反映します。
うまく行っていても、より良くなるんじゃないか?と思っていじりたくなっちゃうんです!
ユーロ/ポンド(EUR/GBP)
EUR/GBPはあまりにトラリピで好調だったため、トライオートでも同じ設定をし始めました。
現在、EUR/GBPの売りではスワップポイントがプラスなため、ポジションを長期保有しても安心できるところが気に入っています。
クロネコが考える標準のトラップ値幅は、0.001です。
今週の変更(赤字箇所): 一部のトラップ本数を更に増やしました。(トラップが等間隔でなくなったため、トラップ値幅の記載を削除しています。)
豪ドル/NZドル (AUD/NZD)
AUD/NZDは、トラリピの設定が基本です。トライオートは余剰資金で追加したおまけです。
トライオートの売り設定も1.085より上のレンジを追加しようと思いますが、1.085を超えて再び上昇しそうな感じもあるので、多くのポジションを保有するよりも、下落しそうな時にレンジ追加をしようかなと思います。
NZドル/米ドル (NZD/USD)
NZD/USDは、まだ稼ぎが大きくないペアではありますが、値動きによってはそこそこやってくれるのではないかと思い、今後に期待しています。
米ドル/加ドル (USD/CAD)
トラリピでは2022年5月にリリースされたUSD/CADのペアですが、流石トラリピが押すだけあって良い通貨ペアなのかもしれません。
今までの成績もなかなか良く、ボラティリティもまずまず高いのかもしれません。
(ヒロセ通商の情報だと、2022年のボラティリティは744763.7 pipsでした。ヒロセ通商の扱う通貨ペアの中では年間14位。)
今週の変更(赤字箇所): 一部のトラップ本数を更に増やしました。(トラップが等間隔でなくなってしまったので、トラップ値幅の記載を削除しています。)
ポンド/米ドル (GBP/USD)
2022年は歴史的に見てもUSD高に振れており、一時期は1.0に近づく勢いでした。そのため、買いからのエントリーが非常にし易かった通貨ペアです。
当初トライオートから始めましたが、トライオートでの好調さを受けて2022年末にはトラリピでも類似の設定をしました。
トラップ値幅は0.002から始めて、クロネコとしてはそれが標準設定だと思っていますが、トライオートでは調子に乗って0.0005で設定しており、当初の4倍となっています。
トラリピでは、1.2より下のゾーンだけ本数を増やした設定にしています。
長期的に見ると1.4くらいを売り・買いのボーダーと見ても全く問題ないと思いますが、多少アグレッシブな設定として直近5年くらいを見ると、1.3より下、1.25くらいをボーダーと見ても良いのかもしれません。
この点については思案していますが、まだ今の状況からもう少し考えて良いかなと思っています。設定次第お知らせしたいと思います。
検討中の設定
加ドル/円 (CAD/JPY) 一時撤退
クロネコ史上、今のところ最大の損切りとなったCAD/JPYです。
長らくマイナススワップに苦しみましたが、円高方向に振れて100円を切ったあたりで損切りしました。
次のエントリーポイントは、もっと円高になり、買いで入れる時かなと思います。
ユーロ/米ドル (EUR/USD) 一時撤退
マイナススワップを避けるために売りの設定をしたいのですが、今はその時ではなく、一時撤退しました。
売りでエントリーするのは1.1を超えてから、欲を言えば1.2くらいになっていると良いと考えています。
チャートのチェックを続けて、良いエントリーポイント(売りで入りやすい状況)になったら再開したいと思います。その時は、この場でお知らせしたいと思います。
ユーロ/豪ドル (EUR/AUD)
買いのマイナススワップは避けたいので、売りから入ることのできるタイミングを見計らっています。
売りと買いのボーダーを1.55くらいかなと見ているのですが、売りでエントリーするのは1.6を超えてからにしようと考えています。
豪ドル/米ドル (AUD/USD)
NZドル/米ドル (NZD/USD) を導入した当初は、似た相関を持つ豪ドル/米ドル (AUD/USD) と比較検討しました。AUD/USDは買いのスワップポイントが少し大きく、売りからのエントリーが望ましかったのですが、そのタイミングではなかったため見送ることになりました。
NZD/USDと相関が近いと言っても、オーストラリア、ニュージーランドと国は違いますし、多少のリスク分散にはなるので、状況が変わりエントリーできるようになれば設定したいと考えています。
番外編: ポンド/豪ドル (GBP/AUD)
GBP/AUDは、トラリピやトライオートでの取り扱いが無いので、自動取引では扱いづらいですが、現在の金利が比較的近い通貨同士のペアなので売り買い共にスワップポイントが低めなのでエントリーしやすいかなと思って見ています。スワップポイントがプラスになる買いで入るには、もうちょっと下落してくれると良いなと思い、状況を見ています。1.7を下回れば買いでエントリーしようと思います。
取引をするのは、クロネコが口座を開設している会社の中ではDMMになるかなと思います。
番外編: 米ドル/スイスフラン (USD/CHF)
買い。スワップポイントが高い状態で、長期的なレンジを見ても買いでエントリーしやすいかもしれません。スイスフランの他通貨ペアと同じように、一方的な下落トレンド(一方的にスイスフラン高になる傾向)になるかもしれませんが、この通貨ペアの過去の値動きはそこまで極端ではありません。ここ30年以上は、0.8~1.8くらいのレンジに収まっています。0.9を下回れば買いでエントリーしようと考えています。
ポンド/スイスフラン (GBP/CHF) も買いのスワップポイントが高い状態にあります。ここ30年は、1.0~2.5くらいのレンジで推移ですかね。しかしUSD/CHFと比べると、ここ10年くらいのレンジでも一方的な下落トレンドに見えるため、まずはUSD/CHFかなと思っています。