今まで別々に成績をお見せしてきたトラリピとトライオートですが、2023年からはFX自動取引として、まとめて状況報告させていただきます。
Contents
今週の状況
今週のトラリピ・トライオートの収益は+7.0万円でした。
- トラリピ 4.2万円
- トライオート 2.8万円
先週「2023年3月末を目標に、平均して月100万円稼げるようになることを目標にしたい」とお伝えしましたが...
ちょっと恥ずかしいですね...。
トラリピやトライオートは相場が動かないとどうにもならないのですが、現実は厳しいですね。
でも、まだ目標は変えずに、更なる検討をしたいと思います。
会社を辞めてFIRE生活に入り、具体的な目標を立てないとぼんやりやってしまいそうでマズいなと思い始めて、目標を立てました。自分で自分にムチ入れたいと思います!
ダッシュボード
ポジションサマリも貼ります。
ここ1か月ちょっと、有効証拠金が入金額を上回っています。改めてここまで頑張ってきて良かったと思います。
まだまだ、これから含み損が増える場面も出てくると思うので、一喜一憂しないようにしたいと思いますが、精神的にとても楽な状況です。
トラリピは成立カレンダーもお見せします。2023年1月は、3週間で26万円なので、クロネコ感覚ではまだまだ順調な滑り出しです。
しかし、目標の月100万にはトラリピの貢献が必須なので、まだまだ見直します!
トライオートは、今週有効比率が大きく改善しました。成立が多くて、ポジションが少し減ってきたため、資金を有効に使える方法を検討したいと思います。
最新の設定(トラリピ風記載)
改めて各通貨ペアの設定をまとめてみると、クロス円の通貨ペアが全くないですね。トラリピ開始直後は加ドル/円 (CAD/JPY) をやっていたのですが、マイナススワップにやられ、思い切った損切りをする結果になりました。円高方向に振れて買いでエントリーできるような状況になったら、もしくは円が利上げをしてマイナススワップが気にならないような状況になれば、再びクロス円の通貨ペアに参戦したいと思います。
通貨ペアにより設定方法は異なっていますが、基本的には以下のようなイメージを持って設定しています。一般的なハーフ&ハーフと何ら変わりませんが、想定レンジの下端、または上端では厚め(トラップ本数多め)にしています。
この設定にしている理由は、以下の通りです。当初は色々と試してみましたが、この設定で利益を増やしています。
- レンジ端(下端、または上端)で持ったポジションは、(想定レンジ内での値動きをしている限り)少ない含み損で保有することができる。
- レンジ端で保有したポジションは、(想定レンジを外れない限り)比較的早めに決済されることが見込まれる。
- レンジ中央で持ったポジションをレンジ端まで保有すると含み損が大きくなるため、耐えられる本数に抑えておく。
- 資金的余裕がある人は、想定レンジ中央付近で本数多めにしても大丈夫です。クロネコも、レンジ中央付近で厚めの設定が増えてきました。
更に、想定レンジを外れて上昇・下降する場合、より多くのトラップを設定することもアリだと思います。想定レンジに戻ってくると自信がある場合ですね。(状況にもよります。想定と全く違うレンジに移行してしまうような場合、ロスカットされかねませんので、ご注意ください。)
以降の各通貨ペアの設定について、補足を記載します。
- トラリピとトライオート両方で設定をしている通貨ペアは、トラリピとトライオートの設定を併記しています。
- トライオートも、トラリピ風の設定記載に合わせています。
- トラリピとトライオートで、レンジなどが若干異なる通貨ペアもありますので、ご注意ください。
- 理想は「ほったらかし」にしたいところですが、ちょこちょこ追加・削除を繰り返しており、その都度赤字で反映したいと思います。
うまく行っていても、より良くなるんじゃないか?と思っていじりたくなっちゃうんです!
ユーロ/ポンド(EUR/GBP)
EUR/GBPはあまりにトラリピで好調だったため、トライオートでも同じ設定をし始めました。
現在、EUR/GBPの売りではスワップポイントがプラスなため、ポジションを長期保有しても安心できるところが気に入っています。
クロネコが考える標準のトラップ値幅は、0.001です。しかし、ご覧の通り本数をかなり増やして設定している箇所があり、ご自分の資金に応じて本数を間引いて調整頂ければと思います。
今週の変更(赤字箇所): 先週からトラリピで0.85から上の利益値幅で0.007 (70 pips)、0.01 (100 pips) を混在させていましたが、0.007に戻しました。
戻すの早いな...
利益値幅を広くし過ぎると、取りこぼしの懸念もあり、そのような状況になった時に咄嗟に元の設定に戻してしまいました。。
プラススワップでもありますし、想定レンジの上端に近い位置にいるため、いつかは戻ってくる(下がってくる)だろうという想定で思い切った設定をしました。どのような結果になるか、経過を見ていきたいと思います。
豪ドル/NZドル (AUD/NZD)
AUD/NZDは、トラリピの設定が基本です。トライオートは余剰資金で追加したおまけです。
トライオートの売り設定も1.085より上のレンジを追加しようと思いますが、1.085を超えて再び上昇しそうな感じもあるので、多くのポジションを保有するよりも、下落しそうな時にレンジ追加をしようかなと思います。
NZドル/米ドル (NZD/USD)
NZD/USDは、まだ稼ぎが大きくないペアではありますが、値動きによってはそこそこやってくれるのではないかと思い、今後に期待しています。
米ドル/加ドル (USD/CAD)
トラリピでは2022年5月にリリースされたUSD/CADのペアですが、流石トラリピが押すだけあって良い通貨ペアなのかもしれません。
今までの成績もなかなか良く、ボラティリティもまずまず高いのかもしれません。
(ヒロセ通商の情報だと、2022年のボラティリティは744763.7 pipsでした。ヒロセ通商の扱う通貨ペアの中では年間14位。)
利益値幅は、もうちょっと広めに設定しても良いのでは?と記載していましたが、早速1.3以上に限り設定変更しました。ちょっと攻めて、0.01です。
そして、1.3以上はトラップ本数もクロネコ標準設定の4倍にしました。
ポンド/米ドル (GBP/USD)
2022年は歴史的に見てもUSD高に振れており、一時期は1.0に近づく勢いでした。そのため、買いからのエントリーが非常にし易かった通貨ペアです。
当初トライオートから始めましたが、トライオートでの好調さを受けて2022年末にはトラリピでも類似の設定をしました。
トラップ値幅は0.002から始めて、クロネコとしてはそれが標準設定だと思っていますが、トライオートでは調子に乗って0.0005で設定しており、当初の4倍となっています。
トラリピでは、1.2より下のゾーンだけ本数を増やした設定にしています。
長期的に見ると1.4くらいを売り・買いのボーダーと見ても全く問題ないと思いますが、多少アグレッシブな設定として直近5年くらいを見ると、1.3より下、1.25くらいをボーダーと見ても良いのかもしれません。
この点については思案していますが、まだ今の状況からもう少し考えて良いかなと思っています。設定次第お知らせしたいと思います。
検討中の設定
加ドル/円 (CAD/JPY) 一時撤退
クロネコ史上、今のところ最大の損切りとなったCAD/JPYです。
長らくマイナススワップに苦しみましたが、円高方向に振れて100円を切ったあたりで損切りしました。
次のエントリーポイントは、もっと円高になり、買いで入れる時かなと思います。
ユーロ/米ドル (EUR/USD) 一時撤退
マイナススワップを避けるために売りの設定をしたいのですが、今はその時ではなく、一時撤退しました。
チャートのチェックを続けて、良いエントリーポイント(売りで入りやすい状況)になったら再開したいと思います。その時は、この場でお知らせしたいと思います。
ユーロ/豪ドル (EUR/AUD)
買いのマイナススワップは避けたいので、売りから入ることのできるタイミングを見計らっています。
売りと買いのボーダーを1.55くらいかなと見ているのですが、売りでエントリーするのは1.6を超えてからにしようと考えています。
豪ドル/米ドル (AUD/USD)
NZドル/米ドル (NZD/USD) を導入した当初は、似た相関を持つ豪ドル/米ドル (AUD/USD) と比較検討しました。AUD/USDは買いのスワップポイントが少し大きく、売りからのエントリーが望ましかったのですが、そのタイミングではなかったため見送ることになりました。
NZD/USDと相関が近いと言っても、オーストラリア、ニュージーランドと国は違いますし、多少のリスク分散にはなるので、状況が変わりエントリーできるようになれば設定したいと考えています。
番外編: ポンド/豪ドル (GBP/AUD)
GBP/AUDは、トラリピやトライオートでの取り扱いが無いので、自動取引では扱いづらいですが、現在の金利が比較的近い通貨同士のペアなので売り買い共にスワップポイントが低めなのでエントリーしやすいかなと思って見ています。スワップポイントがプラスになる買いで入るには、もうちょっと下落してくれると良いなと思い、状況を見ています。1.7を下回れば買いでエントリーしようと思います。
取引をするのは、クロネコが口座を開設している会社の中ではDMMになるかなと思います。
番外編: 米ドル/スイスフラン (USD/CHF)
買い。スワップポイントが高い状態で、長期的なレンジを見ても買いでエントリーしやすいかもしれません。スイスフランの他通貨ペアと同じように、一方的な下落トレンド(一方的にスイスフラン高になる傾向)になるかもしれませんが、この通貨ペアの過去の値動きはそこまで極端ではありません。ここ30年以上は、0.8~1.8くらいのレンジに収まっています。0.9を下回れば買いでエントリーしようと考えています。
ポンド/スイスフラン (GBP/CHF) も買いのスワップポイントが高い状態にあります。ここ30年は、1.0~2.5くらいのレンジで推移ですかね。しかし、長期的に見るとUSD/CHFよりは一方的な下落トレンドに見えるため、まずはUSD/CHFかなと思っています。