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今週の状況
ユーロ/ズロチ (EUR/PLN) はIG証券とLIGHT FXを合算した結果をお見せしています。
今週は少し上昇(ズロチ安方向への動き)があり、ポジションが増えました。
2.8万円/週のスワップで、なかなか良い水準になってきました。
去年後半の、スワップ1万円/日の時代がまだ恋しい...もっと上昇して!
IG証券保有コスト
保有コストについては、表示の変更についてTwitterでお知らせしました。
ポジション一覧
IG証券の週末時点のポジションです。しばらく5ロットから変更ありません。
LIGHT FXは今週末時点で21.3ロットです。先週末は18.8ロットでした。
今週は一時上昇したため、仕掛けていたIFDも動作して少しポジションが増えました。
現在の取引設定 - EUR/PLN 売り
LIGHT FXでの設定も、基本次の項目に掲載している設定方法と変わりません。しかし、LIGHT FXでは0.1 lot(1,000通貨単位)からオーダーできるため、もう少し細かい設定を試したレンジもあります。この設定を手動で、IFD (If done) を使って発注します。IG証券の発注手順は、こちらをご覧ください。
ただし、全てを0.1 lot単位で発注するのは止めました。トラリピやトライオートとは違い手動なので、細かく発注するのは疲れます...。
EUR/PLNトラリピ風設定
現在の設定を記載します。トラリピ風に書くと、こんな感じです。
レンジ 上端 | 5.0 |
レンジ 下端 | 4.7 |
注文金額(万) | 1 |
トラップ本数 | 61 |
トラップ値幅 | 0.005 |
利益値幅 | 0.07 |
利益金額 (PLN) | 700 |
EUR/PLNトライオート風設定
トライオートに慣れている方へ。同じ設定をトライオート風に書くと、こんな感じです。
レンジ幅 (pips) | 3,000 |
本数 | 61 |
数量(万) | 1 |
スタート価格(価格指定) | 4.7 |
利確幅 (pips) | 700 |
カウンター値 (pips) | 700 |
カウンター固定 | 固定する(チェックを入れる) |
私の保有ポジション一覧を見て分かる通り、上記の設定のように綺麗に買えていませんが、これに沿った売買をしようとしています。
現在の利益幅設定(1万通貨で700 PLN)は、2022年後半のユーロ/ズロチ取引をする中で調整しながら決めました。
歴史的に4.7を超えるような状況があまり無く、過去の値動きは参考にならない事が理由です。
また、利確が発生しないと面白くないので、ユーロズロチの取引を始めた当初より少し狭めた設定に落ち着きました。
上記の表には反映できていませんが、2023年はもう少し利益値幅を広げてチャレンジしようとしています。
想定レンジ下限が上昇してくる可能性があるので、少し様子を見ながら手動で利確していくかもしれません。
随時、詳細はここでお伝えします。
IG証券での発注手順
- 注文画面で「売」、「IFD (If Done)」を選択
- 「ロット数」を入力
- この例では最小ロットの1ロット(1万通貨)を入力しています。
- 「注文レート」を入力
- この例では、5(5.0)での発注です。想定レンジの上限です。
- 「指値」を入力
- IFDでの発注のため、決済をするレートを予め指定します。IG証券ではpips単位での入力で、他社と違うため少し注意が必要です。
- この例では4.75で決済をするために、2500を入力しています。(売り発注の5.0から2,500pips下がり4.75になったら決済をするという意味です。)
- 入力すると、その下に決済レートの4.75と、決済された際の利益PLN 2,500が表示されるので、意図した値になっているか確認します。(PLN/JPY=30の場合、日本円では75,000円の利益です。)
- 入力内容を確認し、最後に「指値注文発注」をクリックして、発注を完了します。
備忘録: 金利状況など
ECB理事会 2023年3月16日(木)
ポーランド中央銀行政策金利 2023年3月8日(水)*
ECBは2023年2月2日の会合で、金利 (Main reference operations) を0.5%引き上げ3.0%としました。
ポーランド中央銀行は、2023年2月8日の会合でも、政策金利 (Reference rate) を6.75%に据え置くことを発表しました。1月に続き、5回連続の据え置きです。
少し詳細な話になりますが、ロイターのMPC(Monetary Policy Council: ポーランド中銀の会合)メンバーへのインタビューによると、現在の金利政策がある程度の効果を出しているという認識を持っているようなので、状況が変わらなければ当面現行の金利は上げず、維持されると読めます。ただし、これは一時的な休止であり、再度金利を上昇させる可能性も否定はしていません。
ユーロ/ズロチは、今後ユーロの更なる利上げも予想され、売りのスワップポイントが落ちる方向になると考えると、このまま多額の投資を続けるリスクは若干高いかなと考えています。
長期チャートで見ると、ズロチ安方向に振れているのも気になるところです。
日本が利上げしないのでPLN/JPYも状況を見ていますが、他の高金利通貨についても良いエントリーポイントがないか見ています。メキシコペソ/円 (MXN/JPY)、南アフリカランド/円 (ZAR/JPY) も、今エントリーするよりも、もう少し下がってから(円高方向に動いてから)の方がエントリーし易いと考えています。今の円安が進む前にエントリーしてればな...と思います。
今からのエントリーについて、おすすめがあれば是非教えてください。
本当に自分向けの備忘録になりますが、ECB(ヨーロッパ中銀)と、NBP(ポーランド中銀)の会合日程のページを貼っておきます。
検討中の設定
ユーロ/コルナ (EUR/CZK) 売り
ユーロ/ズロチ (EUR/PLN) と共に永らくエントリーポイントを探ってきたEUR/CZKですが、クロネコがエントリーを検討し始めた2022年はCZK高の状況が続き、エントリーがしづらい状況が続いています。(EUR/PLNの場合は、ユーロに対してズロチ安の状況が続き、とてもエントリーしやすい状況でした。)
25.5を超えるような状況になればエントリーと考えていますが、どんどん下落し続けています💦
さらに、2023年の年初から、ユーロ/ズロチと同じようにスワップポイントが急激に落ちました。エントリーしづらい状況が続いています。
ズロチ/円 (PLN/JPY) 買い
ユーロ/ズロチ (EUR/PLN) 売りのスワップポイントが急激に落ちてきている中、改めてPLN/JPYについても検討しています。
ユーロは金利を上げていく方向ですが、円は日銀の黒田総裁の任期中(〰2023年4月8日)はそこまで積極的な値上げはないと思われます。(2022年12月に、長期金利操作の許容変動幅をプラスマイナス0.25%から0.5%に引き上げた、プチサプライズはありましたが。)ズロチとの金利差があるうちは、投資を検討しても良さそうです。
理想的なエントリーポイントは28円だと見ていますが、あくまで理想です。29円を割る状況になったら、考えたいと思います。
メキシコペソ/円 (MXN/JPY) 買い
クロネコが投資の手を広げた時期が2022年の円安時期と重なったため、MXN/JPYも高騰しておりエントリーしづらい状況でした。
もちろん買いでのエントリーなので、理想的には5.5まで下落したら参入と考えていますが、6.0を割るような状況になったら考えても良いかもしれません。
値動きを継続してチェックしますので、エントリーできるような状況になればここでお知らせしたいと思います。